子供まで作っておいて、こんなこと言ってる場合じゃないのだが、
「立会いたいです。」 という夫に対し、 「はずかしいです。」 と、立会い出産を渋っていたわたくし。 だって、恥かしかったんですもの。 以前、検診に付き合ってもらったとき、 超音波でモニターに子供の姿が映るので、 「旦那さんも呼んでいいわよ。」 と、看護婦さんに言っていただいたこともあり、彼を呼んだことがある。 まぁ、その時私は、例の椅子に乗っかり、超音波の棒(!)が入っている状態でした。 (要するに、アラレもない格好) 旦那様は、何を思ったのか、先生の隣に立とうとされた。 つまり、股ぐらの間、 最前線。 足を固定されたまま、腹筋だけで起き上がり、旦那様を止めた俺。 モニターに映るんであって、そこから見えるわけではない! 「堪忍してください。」 それがトラウマになったわけでもないけれど、 なんとなく恥ずかしい気がして、「どうしようかな。」と、思っていたのです。 結果から言うと、 ちょうど旦那様の帰宅直後に破水して、 そのまま産院に行き、陣痛中も一緒だったので、 自然とそのまま一緒にいたわけです。 途中、一回席をはずしてほしいと頼んだのは、 今だから告白しますが、 子供が出てくる感じが、 まごうコトなく、脱糞のそれと酷似しており、 「違うものを生んでしまうのではないか。」 と不安に思ったからでした。 うんこぐらい、いいじゃないかといわれても、 そんな リーサルウェポン を披露できるほど、私は肝が据わっていません。 新婚だし。(うるさい) で、少し経つとその感覚は、 うんこ ではなく 子供 だったことが解り、 (←最低) 旦那様も復帰。 私も出産に集中できて、 無事、二人で子供を迎える事ができたのでした。 登場した息子を、 初めて見た瞬間の事は、 多分、死んでも忘れないと思います。 同時に、私の右側で、 一緒に同じような気持ちで息子を見ていた彼の横顔も、私は忘れない。 たぶん、本人より周りの人にとっての方が、 ながーい時間だったと思います。 立ち会えてよかったと、言ってくれてありがとう。 私こそ、 ずっと心強かったです。
by yoru-tobari
| 2006-09-25 14:52
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